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新潟医療福祉大学  作業療法学科 

【作業療法 心に残るあの場面】縄跳びができた喜びから小学校に登校できた男児

  • 執筆者の写真: OT NUHW
    OT NUHW
  • 6月6日
  • 読了時間: 1分

 A君はある日を境に学校に行けなくなりました。家の中でも元気がなく、お母さんも原因が分からずに困っていました。しかし、運命が動き始めたのは、作業療法士との出会いでした。

作業療法士はA君との関わりの中で、学校に行けない理由が「縄跳びができないことが恥ずかしくて、学校に行きたくない」ということを知りました。そこで、作業療法士は縄跳びができない原因を検討し、縄跳びを飛ぶための方法を提案しました。A君のやる気もあり、1ヵ月後ついに縄跳びができるようになりました。

その喜びと成果を感じたA君は、「学校で友達に見せたい!」と自信を持って言いました。そして、再び学校に通うことができるようになりました。

あれから2年経った今でも、A君は元気に学校に通っています。彼の笑顔は以前よりも輝いています。A君からは、「縄跳びができるようになったことは、僕にとって忘れられない出来事です!」という言葉が聞かれます.

作業療法士の関わりは、A君の人生にとって大きな転機となりました。

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