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本学科卒業生と北上助教らの研究論文が新潟県作業療法士会学術誌に掲載!
本学科5期生の高野友美さんと北上守俊助教らが行った共同研究の論文が「新潟県作業療法士会学術誌」に掲載されました.

■研究概要と高野さんからのコメント:
脳卒中などに起因する高次脳機能障害者の調理場面では,様々な工程でエラーが生じ,調理を上手く進められない場面をよく目にします.そこで今回,高次脳機能障害者の調理場面において,エラーが多い工程と関連する認知機能について調査を行いました.
その結果「材料の切り方」「調理手順」「洗い物」の工程でエラーが多く,認知機能は作業記憶や注意機能が影響していることが明らかとなりました.
今回の研究結果が、支援者の調理場面での評価・訓練の一助となり,高次脳機能障害者の生活の自立に繋がればと思っています.
作業療法学科5期生
高野 友美
■論文情報:
高野友美,北上守俊,秋山明美,荻荘則幸.高次脳機能障害者の調理場面におけるエラーの特徴と認知機能の関連性の検討.新潟県作業療法士会学術誌14.11-16,2020.
https://www.niigata-ot.com/about/paper/
(新潟県作業療法士会ホームページよりダウンロード可能です)