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外川佑助教らの活動「高次脳機能障害者の運転再開支援_新潟モデル」が日本作業療法士協会機関誌で紹介!!
最近は、高齢者や認知症、てんかんなど運転に支障のある一定の病気を持つ者による交通事故が社会的に大きな問題となっています。新潟県のような地域では、自動車が運転できないと地域生活が成立し難いという問題もあります。
私たち作業療法士が対象とする作業というのは人が生きていく上で営まれる生活行為の全てを指します。この生活行為の中に地域での移動手段として、自動車運転も含まれます。
本学科の外川佑助教は、新潟県において、「障害と自動車運転に関する研究会」の世話人として、脳損傷者や高次脳機能障害者の自動車運転再開支援および啓発活動に関わっています。
この度、「障害と自動車運転に関する研究会」と新潟県運転免許センターや新潟県指定自動車教習所協会とが協業して運用している「高次脳機能障害者の運転再開支援_新潟モデル」が日本作業療法士協会の機関誌で紹介されました。
また、2018年6月に神奈川県の運転免許センターにおいて、日本で初めて作業療法士が配置されるなど、作業療法士の活躍のフィールドが拡大しております。
今後も対象者に還元できるよう活動を進めてまいります。