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北上守俊助教らの研究論文が「総合リハビリテーション」に掲載されました
北上助教は,高次脳機能障害者の就労支援に関する研究に取り組んでいます.本研究内容は,高次脳機能障害者の就労支援における評価尺度の開発に関する研究です.

■研究概要とコメント
高次脳機能障害者の就労支援は,どのような支援プログラムが効果的なのか検証が不十分な実態があります.その一因として,高次脳機能障害者の就労支援において客観的な評価尺度が存在しないことがあげられます.そこで本研究では,高次脳機能障害者に特化した就労支援の評価尺度の開発を本邦で初めて行いました.この研究結果が,働きたいと願う高次脳機能障害のある方の支援の充実に繋がればと思っています.
■論文情報
北上守俊,稲葉健太郎,峯尾舞,小泉智枝,西村仁美,八重田淳.高次脳機能障害者の就労支援におけるWork-ability Support Scale日本語版(WSS-J)の信頼性と妥当性の検討.総合リハビリテーション 50(9):1117-1125,2022.
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1552202618
■作業療法学科ページ
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ot/